【ジャンル紹介1】Barearic Trance

前書き

 最初に紹介するジャンルとして、早速バレアリック・トランス(Barealic Trance)を紹介したいと思います。本当は、その源流にあたるバレアリック・ビート(Barealic Beat)あるいはバレアリック・ハウス(Barealic House)から先に紹介するべきなのですが、その辺りについては既にYGDB様のBalearic(バレアリック)、Ibiza(イビザ/イビサ)特集が「もうこれ以上の情報書けんだろ」ってくらいに詳細な情報を書いて下さっているので、気になる人はそちらを見ると良いです。

 この記事を書くに至るまでの経緯としては自分の好きなもの(特にChicane関連)に対する思いをぶちまけたかっただけで、そのついでにジャンルのルーツに関わる情報も調べてきたって感じなので、暇な人が話半分に読むくらいが丁度良いのかなと思います。ただ、ここで紹介するアルバムやトラックについては本当に良質なものしかないので、YouTubeの埋め込み音源や、もっと時間のない人はAppleMusicのデモ音源だけでも聞いてくれると凄く嬉しいです。

 書いてから思ったけど、先に源流のトランスとバレアリック・ビートの紹介をするべきだった……

概要

 クラブミュージックの聖地として名高いスペインのイビザ島Ibiza Island)発祥のトランスです。傾向としては比較的穏やかなムードを漂わせたり、パーカッションやスパニッシュ・ギターなど、地中海の穏やかな雰囲気を匂わせるサウンドを取り入れたりしている事が多いです。

 このジャンルのルーツを説明するには80年代後期に誕生したバレアリック・ビートの歴史から遡らないといけませんが、これについては後の機会に紹介したいので、この記事では非常にざっくりとした説明に留めたいと思います。

 バレアリックというスタイル自体はイビザ島の有名クラブAmnesia(アムネジア)専属のDJだったAlfredo Fiorito(アルフレド・フィオリート)の選曲に超大物DJであるPaul Oakenfold(ポール・オークンフォールド)が衝撃を受けた事から始まりました。この時点ではDJの選曲の方向性に関するスタイルという感じだったのですが、これが広まると今度はアーティストの方にフィードバックが入っていき、バレアリック・ビートが生まれました。更にそれから90年代に入り、ドイツなどを中心にトランスというジャンルも生まれると、これとバレアリック・ビートが融合してバレアリック・トランスが誕生した――というのが大まかな流れとなります。この辺りに関するもう少し詳しい説明は前書きにも記載したYGDB様の記事を参照すると良いと思います。

 更に補足として説明しますと、バレアリックの語源は発祥の地のイビザ島が地中海の バレアレス諸島Balearic Islands)に属する島である事から来ていますが、バレアリック・トランスの場合、イビザ島の名前をそのまま取ってイビザ・トランス(Ibiza Trance)と呼ばれることも多いです。

 ジャンルの大まかな特徴やルーツとしてはだいたい上記の通りとなりますが、しっかりと括り方を定義してしまうと、これが結構難しいんです。というのは、曲を聴いて「お、これはイビザ的なサウンドが入ってるな!」とみなされたトランスがこのジャンルの範疇の中に入るからです。分かりやすいものについては僕でも何となく判断が付くのですが、まだまだ自分ではその辺りの判断があまりできない所もあるので、代わりにバレアリック・ビートの代表曲を軽く紹介したいと思います。一つ目はイングランドの男女二人組のダンス・ポップユニットのMoloko(モロコ)のSing It Back(動画)。二つ目は日本の誇る楽器メーカーの一つであるローランドが開発した伝説的リズムマシンTR-808から名前を取ったイギリスのテクノバンド808 State808ステイト)のPacific State(動画)です。この辺りを聴いてみると、ゆったりした海の風景をイメージさせる柔らかなムード、アタック強めかつややドライな質感のパーカッション辺りから何となく「イビザ的なサウンド」の傾向が伝わってくると思います。

 バレアリック・トランスとなると上記の二曲とはまた曲の雰囲気が大幅に異なっていきますが、一つ言える事として、クラブミュージックの中でも上品なものが多い部類なので、イージーリスニングアンビエントなどの静かで穏やかな雰囲気の曲が好きな人には是非オススメしたいジャンルです。

おすすめアルバム

  • Chicane - Far From The Maddening Crowds

Far From Maddening Crowd

Far From Maddening Crowd

(Spotify) (Apple Music)

 イギリスの代表的なトランスのアーティストNicholas Bracegirdle(ニコラス・ブレイスガード)によるソロユニットChicaneシケイン)のデビューアルバムにして、全体として類まれなる完成度を誇る伝説のアルバムです。生涯聴いたアルバムの中でもこれが一番好きですし、今でも自分の音楽的な原点として強く輝き続けています。というか、これ紹介するためにこの記事書いたといっても過言ではありません(これだけではないけど!)。

 全体を通して聴くと、トランスとしては派手な起伏がなく、それ故に人によっては退屈な印象を与えるかもしれませんが、一方でアルバムを構成するトラックの一つ一つがしっかりとした個性を持っています。例えば、Chicaneを象徴するトランスのマスターピース(M-3)『Offshore』(後述)や後に紹介するSalt Tankとの合作(M-7)『Leaving Town』(動画)は乾いた空気と哀愁感を漂わせるナンバーであるのに対し、トランスの要素が非常に強い(M-4)『Lost You Somewhere』(動画)は疾走感を感じさせるエモーショナルな空気を漂わせており、イビザ・サウンド特有のパーカッションが気持ち良いゆったりしたブレイクビーツ(M-9)『Sunstroke』(動画)は底なしの明るさと開放感をゆったりと自由気ままに見せてくれます。これらのトラックを聴いている時の気持ちとしては、ちょっと詩的な表現になるので気恥ずかしさがありますが、一つの自然的なランドマークを様々な角度・距離から撮る事によって、その様々な表情を眺めて観察しているような――そんな気分を感じます。というか、起伏の少ない曲調がこんなにも多いのに、バリエーションがとても豊かなのは本当に凄いです。

 ただ一曲だけ非常にソウルフルな曲もあります。それがこのアルバムのフィナーレを飾る(M-10)『Offshore'97』(動画)です! この記事書いた人の場合、美しい風景を見続けるとなんとも切ない感じがどんどん溜まっていき、(M-1)~(M-9)までを聴いた時の気分はこれに近い感覚を与えてくれるのですが、この曲はそういった感情を一気に爆発させて大きなエネルギーを生み出してくれるのです。しかもフィナーレという一番美味しいタイミングで。もうこの時に芽生えるどころか一気に咲き誇る熱情は言葉では表せないです。なので、このアルバムを買った際は、是非その辺りの展開にも注目して聴いてくださればなと思います。

 最も愛するアルバムだからなのか、毎回このアルバムの良さを言葉にするのには苦労もしますし、ここに書いてある内容もそれを全く上手く表現できた気がしないのですが、一つのアルバムとして本当に良く出来たものであるのは間違いないので、切ない雰囲気やノスタルジーな雰囲気が好きな人には是非聴いてもらいたい名盤中の名盤です。

  • Chicane - Behind The Sun

Behind the Sun

Behind the Sun

(Spotify) (Apple Music)

 Chicaneの2ndアルバムにして、これもバレアリック・トランスに限らず、トランスの名盤として今でも語り継がれる傑作です。これもまた非常に強力なアルバムで、前作と比べると個々のトラックの結び付きは弱くなった様な印象ですが、その一方で一曲ごとの個性も完成度も大幅に向上しており、どの曲も非常に印象の残る傑作レベルのクオリティを誇っております。

 特に紹介したいナンバーに触れると、バレアリック・サウンドを全面に押し出した事によってダンス・ミュージックを通り越してもはや民族音楽に近い感触を与える(M-2)『Low Sun』(動画)、ティピカルなトランスでありながらサウンドや展開が非常に洗練された(M-5)『Halcyon』(動画)、ロックを手掛けるカナダの有力な男性シンガーソングライターBryan Adamsブライアン・アダムス)とフューチャリングした(M-8)『Don't Give Up』(動画)など曲調もスタイルも幅広くなっていることが分かります。特にDon't Give Upは2000年におけるUKのシングル・チャートで1位を獲得しました

 そして、このアルバムを語るにおいて個人的に忘れられないのが、Chicaneの最高傑作と名高い(M-4)『Saltwater』(後述)です。詳しいことは後で個別に紹介しますが、それまでのトランスの常識を覆した強烈なナンバーとなっており、今でも最高のトランスとしてこの曲を挙げる人は多いです。これ書いた人も初めてSaltwaterを聴いた時は、音楽としてのあまりの異質さと、その美しさに涙を抑えるのが難しくなってました。

 ポップスが好きな人、古典的なクラブミュージックが好きな人、音ゲーの曲が好きな人、それら全員に自信をもって勧められる名盤中の名盤です。

  • Salt Tank - Science & Nature

Science & Nature

Science & Nature

(Spotifyなし) (Apple Musicなし)

 David Gates、Malcom Stanners、Andy Roseによる三人組のイギリスのトランス系ユニットSalt Tank(ソルト・タンク)のデビューアルバムです。全体的にどこか古めかしく神秘的な雰囲気を纏ってはいますが、優雅なストリングスからいきなりエネルギッシュなサウンドの洪水を流すという衝撃的な展開で聴き手をこっちの世界まで引っ張る(M-1)『Into The Light of the Shining Path』(動画)、温かみのあるメロディと情熱的なビーツの対比が熱いSalt Tank屈指の名曲(M-3)『Eugina(Pacific Diva)』(後述)、静と動のメリハリがカッコいい渋めの高速ブレイクビーツ(M-5)『Gaza Strip』(動画)などとトラックのムードとしては幅広いものとなっております。

 これもクラブミュージックとしては聴きやすいものが多いのでオススメ度は高いのですが、SpotifyにもApple Musicにも無いのが気軽に聴いてみるにあたって少々難しいところではあります。同レーベルから出たOrbitalのYellow Albumは出てるのになんでだろう……

おすすめトラック

  • Chicane - Offshore

Offshore

Offshore

Spotify

 ChicaneがまだLeo Elstobとのデュオユニットだった頃の曲で、上記に紹介した名盤『Far From Maddening Crowds』を象徴する曲でもあり、これ書いた人が生涯聴いた中で最も好きな曲でもあります。やはり非常に人気なトラックで、実績としては1996年の英Official Charts調べのダシングル・チャートのダンス部門で1位を記録しました。全体的に哀愁感が漂う構成になっていますが、後半になるにつれてストリングス等のエモーショナルなサウンドがどんどんと押し寄せ、その果てにギターのコードと優しめなシンセサイザによるアルペジオによって切ないクライマックスを見せてくれます。

 Qeticに掲載されたChicaneに対するインタビューによると、この曲に対して「なんとかして夏の終わりの言葉にならないフィーリングを閉じ込めようとしていた、夏の終わりの夕暮れに心にひろがるメランコリーのような、言葉にできない感情をつかみ取って封じ込めようとしたんだ」とコメントをしていましたが、まさにそんな切ない雰囲気が聴いてて感じられるのではと思います。というか、僕がこの曲を今でも愛する理由がChicaneのそういった思いに共感したからなのかなとさえ感じています。

 続いて、Far From The Maddening Crowdsの紹介で取り上げたOffshore '97との関連性についてですが、Offshore '97はNicholasのDisco Citizen名義でのセリフ・リミックス(動画)にオーストラリアのDJ Anthony PappaがPower Circleの楽曲A Little Love, A Little Lifeのボーカル音源を使ってマッシュアップしたバージョンです。A Little Love, A Little Lifeの原曲についてはざっと調べた限りだと音源が見つかりませんでした……

 それと、もっとメロディの入ったものが好きでならば、1999年にChicaneがMTV Ibiza主催のライブで実演したバージョン(動画)がオススメです。追加で入ったメロディやSFXが本当に美しくて最高すぎるんですが、それだけに今のところどのアルバムにも収録されて本当に惜しい! 今からでも出たら一万円払ってでも買うくらいこのバージョンも好きです!

  • Chicane - Saltwater

Saltwater

Saltwater

(Spotify)

 数々の名曲を生み出したChicaneの中でも最高傑作と名高いのがこの曲です。もちろん、これもOffshoreと同様に1999年の英Official Chart調べのダンス・シングル・チャートで1位を取りました。この曲に関する背景情報で特に印象的なのが、アイルランドのバンドClannadのメンバーにして、あのEnyaの姉でもあるシンガーソングライターMoya Brennanモイア・ブレナン)をボーカルとして迎えている点です。

 トランス特有のシンセサイザによる幻想的な旋律とMoyaの透き通るような声を流して3分間のイントロを迎えた後、Moyaの歌声がだんだんと力強く荘厳なものに変わっていき、そこからどんどんピークまで達していくのですが、その頂点まで到達した時のインパクトや高揚感は他の曲では得られません――と言いたくなる位に凄まじいものを秘めています。この曲以外でこうなったことはないのですが、Behind The Sunの紹介で初めて聴いた時はあまりの衝撃に涙が出そうになりました。名曲の宝庫とも言うべきBehind The Sunの四曲目に位置するこの曲ですが、その中でも特に異彩を放ち、存在感を放っている名曲です。

 派生タイトルとしては、同じくBehind The Sunの9曲目に位置するThe Thrillseekers(スリルシーカーズ)によるアンビエント感満載のリミックスSaltwater(The Thrillseekers Remix)(動画)や、イングランドの女性シンガーNatasha Bedingfieldナターシャ・ベディングフィールド)によるマッシュアップによってポップ感が増したBruised Water(動画)が有名です。

  • Salt Tank - Eugina(Pacific Diva)

(Apple Music版なし) (Spotify版なし)

 David Gates、Malcom Stanners、Andy Roseによる三人組のイギリスのトランス系ユニットSalt Tank(ソルト・タンク)のヒット曲『Eugina』のセルフリミックスで、前述の通りScience and Natureの三曲目に収録されてます。バレアリック感漂うパワフルなビートや何処か古めかしい神秘的なサウンドのメロディが見事にマッチングさせながら10分間以上かけて多彩な展開を見せる大作となっております。要所で聴こえる女性ボーカルはアメリカの女性シンガーソングライターTori Amosトーリ・エイモス)のMe And A Gun(動画)よりサンプリングされました。

 これの別ミックスとしてはチルアウト・ミュージックの聖地として名高いCafe Del Mar(カフェ・デル・マ)発のコンピレーションアルバムにも収録されたSargasso Sea(動画)が有名で、チルアウトの定番曲の一つともなっております。Pacific Divaよりもアンビエント色が非常に強くなっており、メロディアスな要素が大幅に削られているので人は選ぶのかもしれませんが、バレアリック・サウンド特有の穏やかな海の景色が見えるような音使いがより鮮明に現れているので、バレアリックに興味を持った方には是非聴いてもらいたい一曲となっています。

  • ATB - 9PM(Till I Come)

9 P.M. (Till I Come)

9 P.M. (Till I Come)

  • ATB
  • ダンス
  • ¥200
(Spotify)

 ドイツのDJ兼プロデューサATBアンドレ・タンネ・バーガー)の名を世界に知らしめた名曲にして、offshoreとsaltwaterに並ぶバレアリック・トランスの定番曲でもあります。非常にのどかなムードを漂わせており、トランス特有のサウンドが使われているものの、ギターによる色っぽいリフを前面に出したりとバレアリックとしての香りが非常に強いです。恐らく、今回紹介する曲の中だと最も源流のバレアリック・ビートのスタイルに近いのではないでしょうか。

  • Energy 52 - Cafe Del Mar

Cafe Del Mar

Cafe Del Mar

  • ENERGY 52
  • ダンス
  • ¥250
(Spotify)

 これもまたバレアリック・トランスの定番曲であり、クラシック・トランスとしても非常に有名な一曲です。その人気の手堅さは英BBCが主催した過去20年間のベスト・ダンストラックのリスナー投票で1位を獲得したことや、Michael Woods(マイケル・ウッズ)、Deadmau5(デッドマウス)、Hybridハイブリッド)などの大物DJたちがこぞってこの曲のリミックスを手掛けることからも伺えます。

 この曲を手掛けたEnergy 52エナジー52)はPaul Schmitz-Moormann(ポール・シュミッツ・ムーアマン)とHarald Blüchel(ハラルド・ブルーフェル)の二人によるドイツのデュオ・ユニットです。特にHaraldは90年代のドイツのクラブシーンを語る上で絶対に欠かせない人物の一人となりますが、彼については後の機会で無茶苦茶重点的に取り上げると思うので、ここでの紹介はこの辺にいたします。

 このトラックの背景として特に目立つものとしては、上記のPacific Divaの紹介でも触れたイビザ島にある大規模なバーCafe Del Mar(カフェ・デル・マ)の名前がそのまま使われている点です。Cafe Del Marについての詳細はLounge Cage様のこの記事が非常に詳しいので、そちらを参照して下さい。特にチルアウト・ミュージックが好きな人はCafe Del Mar発のコンピレーションアルバムが超オススメですよ。

 曲の前半は、早すぎず遅すぎずといった感じのクールなパーカッションに乗って、硬い質感のシンセ・サウンドで非常にシンプルなリフを何度も繰り返す流すという構成になっています。そして、後半からクラシックの様な荘厳さを彷彿させるメロディが流れていくのですが、これはベルギーの通信会社Proximusプロキシマス)のテーマソングとして使われているWim Mertensヴィム・メルテン)作のStruggle for Pleasureが元となっています。Struggle for Pleasureを聴くと確かにEnergy 52がこの曲で何を表現したかったのか何となく分かる――ような気がします(実際、Haraldの曲のスタイルに通じるものは感じました)。

更に詳しい情報

 日本語の記事でしたら、前書きでも書いた通り、YGDB様のBalearic(バレアリック)、Ibiza(イビザ/イビサ)特集が「もうこれ一択だろ」って位に質が良いです(しかも今でも情報が更新され続けているし)。一方で英語の記事も選択肢に入れると、英ロンドン発の大手クラブ・イベントBoiler RoomのWhat Is Barealic Beat?がお手頃な文章量でまとめられてて割と読みやすいのかなと思います。時間が無い人は最後に書かれてあるAlfredo本人によるバレアリック・ビートの定義についての言及だけ読むと良いでしょう。おそらく、それで「イビザ的なサウンド」がどういったものなのかがもう少し掴めると思います。

最後に

 以上がバレアリック・トランスの紹介となります。これ書いた人の文章力不足・知識不足もあって思った以上に拙い感じになっているかもしれませんが、この記事を見てバレアリック・トランスに興味を持つ人と音楽の嗜好が僕と合う人が少しでも増えてくれると非常に喜ばしいです。

 あと、この記事読んだ感想とかバレアリックやトランス周りの関連情報とかあれば是非コメントしてくださると非常に励みになります。

 では、また次の記事で!